第4章 なぜ地球の生命はすべて「左手型アミノ酸」でできているのか――生命の起源を探る
- アミノ酸は「左手型」、糖は「右手型」
- 右手型アミノ酸は老化や病気と関わっている?
- 鏡の中の世界、右手型の生命
- 自然では、左手型と右手型の両方が生まれてしまう
- アミノ酸を「左手型」に偏らせる特殊な光――円偏光
- アミノ酸の種となる「前駆体」の役割
- 左手型の自己増殖
- 隕石から見つかったアミノ酸の左手型への偏り
- 左手型・右手型アミノ酸と私たちの生活とのつながり
- 星の赤ちゃんの揺りかご、オリオン大星雲
- オリオン大星雲で発見された巨大な円偏光
- 私たちの太陽系とオリオン大星雲の共通点
- 円偏光は「塵」から生まれる
※左手型アミノ酸は、左型、L型、L体、左旋性とも呼ばれます。また、右手型は、右型、D型、D体、右旋性とも呼ばれます。
『生命は、宇宙のどこで生まれたのか』
著者: 福江 翼 発行所: 祥伝社
祥伝社新書 229
ISBN-13: 978-4-396-11229-5
宇宙や生命、生命の起源の話題について、わかりやすい解説に努めました